千年の時空を越えて
遺言~総司side~
僕達は、新政府軍の追っ手から逃げるため、下総に移動した。
用意が済み訓練に出る。
総司「じゃあ、行こうか?」
雪「はい・・・。」
雪は、元気がない。
トボトボと歩き、時折、後ろを振り返っている。
すると、ついに、雪は、足が、止まった。
どうしたんだろう?体調が悪いのかな・・・。
総司「どうしたの?」
雪「私・・・。戻ります!」
総司「忘れ物?」
雪から、今日が何の日なのか、聞かされて、青ざめた。
総司「何で、黙ってたんだよっっ!」
僕達は、走って、戻ったが、宿にしていた長岡屋は、新政府軍がもう宿に入った後だった。
どうしよう。
近藤先生が・・・。
雪「総司様!板橋へ行きましょう!」
雪が決心したような顔で言う。
総司「板橋?」
雪「はい!近藤様が、そこに連行されたはずです!」
板橋へ急いだ。