千年の時空を越えて
出逢い?再会?~総司side~
僕は必死に勉強をした。
僕の研究で、雪の運命が決まる。
土方「総司・・・。データが、上がったぞ。」
総司「田沼君!“総司”じゃなくて、博士でしょ?しかも、僕は、君の上司だよ?」
土方「お前の下とか、あり得ねぇ・・・。下剋上を狙ってやる。」
総司「可愛いなぁ。田沼君は♪」
「失礼します!」
愛しいその声・・・。
振り向くと、最初に出会った頃の冷たい感じの雪が、立っていた。
総司「雪っっ!!」
飛び付こうとしたら・・・。
バコッ。
殴られた。
総司「グハッ。痛いよぉ・・・。」
雪「セクハラです。」
総司「そんなぁ・・・。」
僕は、何とか、仲良くなりたくて、色々と手を尽くした。
すると・・・。
土方「お前なぁ・・・。お前が、雪に近づき過ぎるから、こんな事になったぞ・・・。」
依頼書を見ると、雪は、僕と雪のDNA鑑定をしようとしていた。
総司「ふーん・・・。親子って事にしとこ♪」
一「何故だ?」
総司「雪は・・・これから、沖田総司と恋に落ちるから・・・。恋人以外で一番近くにいれるのは、家族でしょ?でも・・・自分に嫉妬しそう・・・。」
そして、僕達は、家族になった・・・。
僕は、どんな形になろうとも、君を愛して守るからね・・・。
ー終ー
ちなみになんだけど・・・。
僕の毒、誰が、盗んで、安田君に渡したかわかる?
答えは・・・。
うちのボス、ケリー隊長だよ♪
何故って?
僕達が捕まえて、パドリック隊長に引き渡した後に聞いたら、雪のことが好きだったんだって。
雪が、あまりに、完璧に、任務をこなすから、それが、快感になってたらしい。
どこまで、やったら、彼女は、任務を失敗するんだろうって・・・。
窮地に追い込んで、這い上がってくる雪を見るのが好きだったんだって。
最低だよ!
僕なんか、全面的に雪のこと愛してるのに!
でも雪は、僕をパパと思ってる。
今、考えてることは、一緒に住むには、どうしたら良いかを真剣に考えて・・・。
バシッ!
痛っっ!
いつまで、くっちゃべってる!!さっさとしろよ!は・か・せ!
田沼君がうるさいからまたねー!
バイバーイ!