千年の時空を越えて
今いる、全員紹介された。

ここは、あの新撰組の屯所で、今、私、新撰組の人等と挨拶したんだ!っていうか、壬生浪士ってことは、まだ新撰組前。でも歴史の志士と話せたと思うと、心が弾んだ。


近「さて、おいわくん、君に明日から、働いてもらいたい。で、部屋だが、としと同じ部屋を使ってくれ。」


雪・土「え?」


雪「嫌です!」


即答で答える。しかし、


近「ここに置く代わりの条件だ。」


雪「う゛・・・。」


土方さんには、ギロッと睨まれる。


雪「お言葉ですが、土方様は、その、かなりの女好きと噂を聞いております。その・・・私の身の危険が・・・。」


と言うと、皆が、「ぷっ。」一斉に、吹き出した。


土方さんが


土「俺にも、好みがあるわ!おめぇみたいなガキ興味無いわっ!」


と、怒鳴られた。


雪「いいえ。信じられません!もし、何かあったらどうしてくれるんですか!?」


土「無いわっ!」


雪「わかりません。信じられません!」


の言い合いをしていると、


まぁまぁ、と山南さんが止めに入った。


私は、姿勢を正して、近藤さんに向かって


雪「こんな事、こんな場所で、女の私が言うのも、はしたないですが、私は、生娘です。だから、もし、何かあったら責任取ってくれるんですか?それなら、いっそのこと牢屋に入れて下さい。」


と、たたみかけた。
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