千年の時空を越えて
男「グワッ!」
そう言って、男は、私の体から飛び降りた。
お節さんを、見ると、もう着物を、脱がされていた。
雪「どけっ!」
そう言って、お節さんの上の男に体当たりをした。すると、男は、吹っ飛びうずくまる。
すぐに、お節さんに着物を羽織らせ、部屋から出した。すると、そこに、お節さんと仲良くしている仮同志の人がいた。
その人に、お節さんを預けて、襖を閉めて、叫んだ。
雪「すみません!お節さん、呼吸が荒くなってます。静かな所でゆっくり、深呼吸させて!」
すると、はい!言う声と共に走り去っていく足音を確認する。
男「テメェ・・・。」
スタンガンを当てた男が、立ち上がり、刀を抜いた。
私は、口元に笑みを浮かべて言った。
雪「覚悟は出来たか?何なら辞世の句、詠むの待ってようか?」
男「なめやがって!テメェらやっちまえ!」
と、お決まりのセリフを吐いて、斬りかかってきた。
雪「一人目。」ガツン。「二人目」ドカッ。「三人目」バキッ。「四人目」ドンッ。
あっという間に4人倒れる。
雪「さぁ、お前には、イタい目に遭ってもらわないとね。」
そう言うと、首謀者の男が斬りかかってきた。
それをスッとよけて、回り込み回し蹴り。腹に3発ぶち込む。そして、頬を蹴り上げると、タンスらしきものにぶつかり前歯が折れて気を失った。
終わった。・・・。いや、天井にまだいる・・・。