千年の時空を越えて
総「イイトコロなんですから邪魔しないで下さい!」
沖田さんがそう言うと、土方さんは沖田さんに拳骨を喰らわして、私から沖田さんを剥がした。
総「痛いなぁ。もう。」
そして土方さんの目線が私の胸辺りで止まる。
ん?そっと下を、見ると、はだけた所から胸元が見えていた。
慌てて、寝間着の合わせを押さえると、土方さんが
土「総司に喰われたか。俺よりコイツの方が危なかったなぁ。」
総「そうです。そうです。頂きました。美味しかったですよ~♪」
とケラケラ笑っている。
雪「ちょっと!沖田様!嘘言わないで!違います。私達は、別に何も。」
土「跡、増えてる。」
と、自分の首をちょんちょんと指差した。
鏡で、見ると、首から鎖骨、胸辺りまで、真っ赤な跡が幾つも付いていた。
雪「お~き~た~さ~まぁ!」
顔が真っ赤になり、グーパンチをしようとしたら、よけられて、また抱きしめられた。
総「朝から大胆ですねぇ。はい、チュッ。」
とまた、唇にキスしてきた。
雪「ちょっ。」
すると、土方さんが、
土「仲良いのはいいが、俺のいない所でやれ。総司、ちょっと、来い。」
そう言って、二人で出て行く。
私も、急いで、支度し、台所へ向かった。