千年の時空を越えて
お節さんと、洗濯をしていると、


節「沖田さんと、恋仲なん?」


雪「いえ。違います。昨日は、あれから一緒に寝ただけで、まぁ、ちょっとはあったんですけど・・・。」


節「恋仲やないのに一緒に寝たん?」


そうなるわな・・・。


雪「布団が、なくて・・・。」


節「ぷっ。それ、口実。布団は、別の部屋の押し入れにいっぱい入ってる。」


雪「え?そうなんですか?」


節「うん。隊士さんがいつ増えるかわからへんし。うちも昨日は、その布団借りたし。沖田さんは、おいわちゃんと一緒に寝たかったんやわ。」


雪「あのエロ男め。」


節「え?」


雪「いえ。何でもないです。」


節「さて、終わり。少し、休憩しよ。」


雪「はい。あの・・・。女物の着物の手入れ方法を教えてほしいんですが・・・。」



そう言って、洗濯場を後にした。



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