続・元殺し屋と、殺し屋
♪笑顔を守りたい
☆紅羽side☆
「「…さぁ、壊そう」」
そう言って、月宮銀と月宮銀色は、同じナイフをかまえ、私と澪鵺を見た。
「待て待て、どういうこと!?」
「…今まで俺らが出会って来たのは、月宮銀色だ。
だが、今朝…月宮銀も、両親を殺したことでバルシーになったんだ。
今は2人で…危険な殺し屋バルシーなんだ」
何で増えているのォ!?
どこまでリンクしているんだよ、2人は!
2人、逮捕されちゃうじゃん。
2人とも人殺しちゃっているんだから。
良いのかな…そんな人生で。
てか、ここで私たちも護身用として持っているナイフを出したら。
私たちまで逮捕されちゃうよ?
以前私たちが殺し屋だったこともバレたら…。
どうしよう。
退学じゃ済まされない。
私たちも、逮捕されちゃう。
でも、ここで私たちが黙っていたら。
お客さんたちに危害が加わっちゃう…ッ!