続・元殺し屋と、殺し屋
☆あとがき☆
☆☆
初めまして、またはお久しぶりです。
米本美生です。
正直、【元殺し屋と、殺し屋】がこんなに続くとは思っていませんでした。
本編を書いてanotherstoryを書いて、続編ですよ。
巻数に表すと、3作目ですよ。
……凄いですね、自分でもそう思います。
今回の舞台は、紅羽たちの通う高校の文化祭です。
本編の季節は入学したての春、anotherstoryがカキ氷の夏、と来たので秋にしました。
秋と言えば文化祭かな、と思い舞台にしました。
こんなに季節を気にした作品は初めてなので、貴重な体験でした。
ここで裏話を。
元々何故、私が続編を書こうと思ったか、です。
実は前作を書いていたある日のこと。
読んでいた小説に、“暴走”と言う言葉が出てきました。
そしてふと思い浮かんだのが、総司です。
anotherstoryで総司が女性恐怖症だということは明かしました。
その時お兄さんである総太さんが、花菜に向かって“暴走”と言う言葉を使っているのを思いだして。
「……総司の女性恐怖症って暴走すると、どうなるのだろう?」
と思い、続編で書きたい!となりました。