シオンズアイズ
七色の瞳の乙女と守護する者
神崎シオンは女子トイレの鏡を覗き込んでいた。
会社の同僚に『眼の色が変だ』と言われたのである。
シオンはため息をついた。
…困ったなぁ…。
今日は寝過してしまって、コンタクトレンズを入れ忘れた。
瞳の色がコロコロ変わるシオンにとって、黒色のコンタクトレンズは必須アイテムなのだ。
どうして私の瞳は、色が変わるんだろう。
小さいころはそれが変だなんて、微塵も感じなかった。
会社の同僚に『眼の色が変だ』と言われたのである。
シオンはため息をついた。
…困ったなぁ…。
今日は寝過してしまって、コンタクトレンズを入れ忘れた。
瞳の色がコロコロ変わるシオンにとって、黒色のコンタクトレンズは必須アイテムなのだ。
どうして私の瞳は、色が変わるんだろう。
小さいころはそれが変だなんて、微塵も感じなかった。