先輩と、わたし。





家に入ったわたしたちを出迎えたのは、他でもないわたしの家族全員だった。





「あら、あなたが悠哉君ね?かっこいいじゃないの。花乃ったらやるわねえ。」






「おっ、君かあ。花乃がいつも君の話ばかりしているよ。」






「花乃の彼氏、普通にイケメンじゃん!」






「…絵になりそうだ。」







上からお母さん、お父さん、茉広お兄ちゃんに弟の美樹。





絶対リビングにいてって言ったのに、何してるのっ!?









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