お前は誰にも渡さない
新学期
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『志織ちゃん・・・好きだよ』
『あっくん・・・』
『ずっと一緒にいような』
『約束だよ…?』
『あぁ…』
それはとてもとても甘い夢だった
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ピピピピピピピピピピピピ……
部屋に鳴り響く目覚し時計の音。
昨日で休みは終わり、
今日から新学期…
「ん〜・・・・・」
朝の日差しが気持ちいい
今何時だろう…
あと5分位寝てても大丈夫かな…。
「う〜ん・・・7時20分・・・」
あれ…?20分?
ぇーと…朝礼は……40分からで…
「・・・・・わー!!!!」
「え?え?・・・あと20分!?」
遅刻だよー!!!!
「薫 ちゃん!なんで起こして・・・
あれ?いない・・・」
薫のベッドの上には
゛起こしても起きなかったから先いってるね(^^)☆゛
と書かれたおき手紙が置かれていた。
「叩き起こしてっていったのにぃっ!」
ガバッと起き上がり急いで支度を始める。
ふと窓の外を見るととてもいい天気で小鳥の声がさえずっていた。
またあの夢…あっくん…