笑えて逝けて………幸せです………
一
新撰組屯所ーーーーーーーーーー
土方「齋藤、知らせだ
長州藩が京の、街に
火を放つらしい。
それが、池田屋か四国屋なんだが………
お前には池田屋に、行ってもらう」
一「……………御意……」
もし、池田屋が当たったら………
俺は紗那と戦わなくてはイケナイ………?
土方「?どうしたんだよ?齋藤、
斉藤らしくねぇぞ?
もしかして………
あの女に惚れたか?」
惚れ………?
嗚呼、そうか、この胸の痛み、紗那を、護りたいと思う衝動………
それが、恋……か
今この瞬間に気付きたくなかったな…
紗那、俺は、紗那を斬りたく無いんだ……