笑えて逝けて………幸せです………




紗那「良く見ていらっしゃるのですね



まぁ、相手がどう思っていても良いのですが……



正直言うと、斬りたくないですよ。



誰が好き好んで、愛おしいあの人を






斬りたいんですか?」



吉田「まぁ、そう言われたら、そうだよね




紗那はさ、斬りたくないんでしょ?



だったら逃げれば?」



紗那「無理ですよ。」




吉田「?どうして?」


紗那「あの人が、斬られそうになったら


誰が助けるんですか?

仲間が助けてくれる?


仲間が居なかったら………



長州藩士だけだったら?



助けられるのは、私でしょう?」

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