ポーカーフェイス
店の中は、この二人の普段の雰囲気に似合わないような静かで上品さが漂う空間だった。

真離は城之内に言った。

真離「あなたもこんな店に来たりすることあるのね。似合わないわ。」

城之内「その言葉、お前にそのまま返すよ。」
城之内が笑いながら真離へと言葉を返す。

二人はどうしてこんな場所にいるのだろうか、そんな理由を考えているのも何故だか少し違和感がある。だけど、何故か懐かしさを感じていた。
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