flower・wing・light②
朝から体育という地獄


入学式から一週間経ち、授業も始まった


私、
花井 楓はうんざりしている

だって

「週明けから体育はないでしょ・・・」


私は空手は得意だけど、体育は無理。
というか、運動オンチと私は思う


しかも今日から・・・


「テニスって・・・」

本当に嫌だ、体育は本当に私にとって地獄

でも頑張らなきゃだよね

「はぁ・・・」


「楓、何さっきからため息ついてんの?」


いきなり、氷野翼が話しかけてきた。

こいつは私と小学校6年間ずっと同じ奴


「今日、朝から体育だよな~超嬉しい!」


こいつは一体そのキラキラを出しているのか

「そのキラキラやめて!」


「あ、そう言えばお前らはテニスだったっけ?」


「あ、うんそうだよ翼達は?」


「俺らはサッカー」


「確か翼ってサッカー部だよね?」


「あぁ、そうだけど・・・」


「へぇ、じゃあ頑張ってね」

一応応援しておいた

「おう!時々見とけよ!絶対に勝つから!」

また、キラキラを出している・・・

「時々ね」

「おーい!翼!もうすぐ体育始まるぞ!」

輝が来た

「輝わかった!じゃあ行ってくるな!」

「うん!いってらっしゃい~」

二人は教室を出て外へと行った

「私も外行こっと」

私も外へと行った
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