flower・wing・light②
.*・゚ .゚・*.翼目線.*・゚ .゚・*.
『キャーー!翼ーー!』
応援してくれるのは嬉しいけどこうやって叫ばられると少し困る
ふと、二階を見るとやはりあいつはいた
やっぱり絵に真剣だな
確かコンクールに向けての作品だとか
あ、誰かに話しかけられてる
あいつ気づいてないじゃん
「どんな集中力だよ」
つい笑ってしまった
『はいぃ!!!』
ここまで楓の声が聞こえてきた
相変わらずの大きい声
「翼ー!休憩だぞー!」
話しかけて来たのは同じサッカー部の谷野 諒
「あ、わかったー」
「お前どこ見てんだ?あ、美術部か?確か楓いるんだっけ?」
「あぁ...あいつ集中力高すぎるんだよな...」
「さっきも声聞こえてたもんな」
そういって諒は笑っている
「あぁ...あいつは相変わらずの大きい声だからな...」
「そう言えばお前って好きな人とかいないのか...?」
いきなり諒が聞いてきた
「いきなりか?いねぇよ...」
「モテるくせにな」
「俺は恋とかはまだわかんねぇから」
そう俺が言うと諒は真顔になり言った
「恋はないつの間にか落ちてるもんなんだよ」
「いきなり深いこと言い出したな!?頭打ったか!?」
「打ってねぇよ、お前もいつかそんな時が来るよ」
「俺も...そんな時が来るのか...な... 」
俺の呟きは青い空へと消えていった
『キャーー!翼ーー!』
応援してくれるのは嬉しいけどこうやって叫ばられると少し困る
ふと、二階を見るとやはりあいつはいた
やっぱり絵に真剣だな
確かコンクールに向けての作品だとか
あ、誰かに話しかけられてる
あいつ気づいてないじゃん
「どんな集中力だよ」
つい笑ってしまった
『はいぃ!!!』
ここまで楓の声が聞こえてきた
相変わらずの大きい声
「翼ー!休憩だぞー!」
話しかけて来たのは同じサッカー部の谷野 諒
「あ、わかったー」
「お前どこ見てんだ?あ、美術部か?確か楓いるんだっけ?」
「あぁ...あいつ集中力高すぎるんだよな...」
「さっきも声聞こえてたもんな」
そういって諒は笑っている
「あぁ...あいつは相変わらずの大きい声だからな...」
「そう言えばお前って好きな人とかいないのか...?」
いきなり諒が聞いてきた
「いきなりか?いねぇよ...」
「モテるくせにな」
「俺は恋とかはまだわかんねぇから」
そう俺が言うと諒は真顔になり言った
「恋はないつの間にか落ちてるもんなんだよ」
「いきなり深いこと言い出したな!?頭打ったか!?」
「打ってねぇよ、お前もいつかそんな時が来るよ」
「俺も...そんな時が来るのか...な... 」
俺の呟きは青い空へと消えていった