流れ星にオネガイ。【短編】
私と蓮は同じ高校のクラスメイト同士。
出席番号が近いのもあって、割と早い段階でよく話すようになった。
「お前、こんな問題もわかんねーの?
ばーーーーか!」
「はぁ? 今のはわ、ざ、と、ですぅ〜」
いつも私達はこんな感じ。
蓮はすぐ憎まれ口を叩くし、うるさい。
けど時折見せるくしゃっとした笑顔がとっても可愛らしくて。
気づいたら私は蓮に恋心を抱くようになっていた。
メニュー