流れ星にオネガイ。【短編】




流れ星を見たことで私達の間に流れる空気は”いつも通り”に戻った。



二人顔を見合わせふふっと笑い合う。






「流星群だから、まだまだ流れ星見れるかな……?」






そう言って夜空を見上げる。



するともう一回キラッと流れる一筋の光。






「あ、きた!!」



「いや、まだまだいっぱいくる!」






気づくと夜空は一面、宝石のように美しく光り輝いていた。





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