過去に囚われて

恐怖2

教室の前でボーッとたっている私に
「どうしたの?」って話しかけた人が居た


振り向くとそこには見たことのない男子
…いや、あるな
小学校一緒だったけど話したことない男子だ

「光ちゃんだよね?僕のこと覚えてるうふふ」

あっ、思い出した。こいつ小学校の時みんなにキモいって言われてた人だ

「なっなんのよう?」


「名前思い出せなーい?亮太だよぉ」


くねくねしながら話しかけてくる
「あ、うん、覚えてるよ」


そう言って逃げようとする私に亮太は後ろからついてきた

…なんなの!?



階段を上って行くと屋上までついてしまった。

しまった、まだ学校の構造がわかってなくて逃げ場ないところに来てしまった。

屋上でオロオロしている私の後ろから亮太が近づいてきて、

後ろから抱きついてきた

「!?!??っ!?、」

ハアハア言いながら抱きついてきた亮太

怖い、

てかこの感じ、







昨日の黒い服を来た男と一緒じゃない!?

「はっはなしてぇ!!!」

暴れても首を掴んでくる
「光ちゃんかわいいねずっと前から大好きだったんだよぉぐふ、昨日一緒にいた男彼氏ー?ふふふふ殺してやる」


鳥肌が立った
恐い恐い
でも、誰にももう頼れない…

私は頑張って体をねじり、抜け出そうとした
息が苦しい
死んじゃう…

今にも意識を失いそうになったとき

声が聞こえた

「…お前ら何やってんの?」


知らない人の声
振り向くとそこには男子

ネクタイの色からして先輩?

「たったすけてください」


「なんだ、?無理やりされてるのか」

そう言うとその男子は走って行って亮太の顔を思いっきり殴った

私も一緒に倒れちゃったけど
その男子が受け止めてくれた

そのあと教務室に行って、先生に事情を話して帰ることになった。

「えっと、ありがとうございます」

「おう」

颯爽とさってしまった
名札がついていたから名前はギリわかった

「斎藤 広夢…か」

かっこいい先輩だった
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