まちこのerotica
そして、真千子がその部屋に篭り、せっせとコピーしているところに、様子を見に行きついでにコピーを手伝うふりをして、不埒な行為に及んだ。
まず、制服越しに真千子の胸と尻を触り、次にパンティとストッキングを膝までずり下げて「痴漢ごっこ」を楽しんだ。
この会社の女子社員が着用する黒のベストとボックススカートは、ちょっと見、喪服みたいだが、この場合、それがまたいい感じだ。
『あん、高波さん、嫌あ〜』
人差し指と中指を使いながら、真千子の鼻に掛かった甘い声を楽しむ。発情したメス猫みたいだ。
声が大きくなり過ぎると、俺は真千子の口元を右手で塞いてやった。嫌がる振りするくせに、腰はくねくねと振り、最後には俺の舌で絶頂を迎えた。
スリルとエロさがたまらないこの遊びを俺はものすごく気に入った。
なので、数日後、ノー残業デーの日を狙って二度めも敢行した。
……が、これは結果的にいえば、失敗してしまった(泣)
例の資料保管室の書庫の間で真千子を立たせたまま、捲り上げたスカートの下半身を跪いて愛撫をし始めた途端、いきなり、ドアがノックされたのだ。
『う?』
不意を突かれ、俺は振り向く。