まちこのerotica
可愛いいもの、美しいもの、優しいものに触れたくなるのは自然の摂理だ。
ようは、二人だけの秘密にして誰も傷つけないようにするのが重要だ。
女は歳を取るのを怖がるから、長期間関係を続けるのもタブーだ。
いつしか、「責任をとってよ」ということになり兼ねない。ドロ沼の不倫など誰も幸せにならない。
俺にとって恋は人生を豊かにしてくれるものであり、必要不可欠なものなのだ。
俺は真千子を愛している。
妻より真千子のことを考えている時間が長い。
けれど、いつか俺から羽ばたいていって欲しい。
この半年で真千子は、魅力的な女に変わった。
以前は自分に自信がなく、声が小さく、Tシャツにジーパンばかりだった真千子。
そんな彼女を変えたのは、俺だ。
今や白いレースのミニワンピや、襟ぐりの大きく開いたブラウスを着るようになった真千子。
それは、俺がそうさせた。
若いんだから、肌を見せろ、と。
美人じゃなくたって、頭が良くなくたって、足が短く太くてもいい。
仕草や喋り方、服装やセックスで男を虜にするチャーミングな女になれるのだと気付かせた時から、真千子は、小悪魔的な輝きを放つようになったのだ…
「おっ…」
不意打ちを食らった。