まちこのerotica
スタートは、最悪だったかもしれないが。
高波との関係に悩んだ真千子は、俺に相談を持ち掛けてくる。
そして、俺は巧みな話術で真千子を魅了し、俺たちは結ばれることになったのだから。
翌日の日曜朝。
俺は、親父のセダンを借りて、ある場所に向かった。
そこには、真千子がいる。
そして、高波も。
不倫旅行だ。
本当は軽井沢に行く予定だったらしいが、真千子によると
『高波さん、軽井沢のコテージが
予約取れなくて、別の場所にしたよって言うの。アウトレットはまたにしようって。そこ、山奥にある貸し別荘だって。なんか聞いたこともない地名。
温泉以外、何もないみたいなの』
少し淋しそうな真千子。
俺は、はっきり言ってやる。
「本当に目を覚ませよ!
お前、あのドスケベ中年男のいいおもちゃになってるのがわかんねえのかよ?あいつは軽井沢じゃなくたって、やれればどこだっていいんだよ。
こんなことやってるとお前、いつか必ず泣くぞ!」
でも、真千子は目を伏せて、
「やめてよ…」と呟くばかりだ。
くああああっ、歯がゆい!
真千子じゃなくて、俺自身が。
遊びのつもりだったのに、いつの間にか本気になってしまった。
高波との関係に悩んだ真千子は、俺に相談を持ち掛けてくる。
そして、俺は巧みな話術で真千子を魅了し、俺たちは結ばれることになったのだから。
翌日の日曜朝。
俺は、親父のセダンを借りて、ある場所に向かった。
そこには、真千子がいる。
そして、高波も。
不倫旅行だ。
本当は軽井沢に行く予定だったらしいが、真千子によると
『高波さん、軽井沢のコテージが
予約取れなくて、別の場所にしたよって言うの。アウトレットはまたにしようって。そこ、山奥にある貸し別荘だって。なんか聞いたこともない地名。
温泉以外、何もないみたいなの』
少し淋しそうな真千子。
俺は、はっきり言ってやる。
「本当に目を覚ませよ!
お前、あのドスケベ中年男のいいおもちゃになってるのがわかんねえのかよ?あいつは軽井沢じゃなくたって、やれればどこだっていいんだよ。
こんなことやってるとお前、いつか必ず泣くぞ!」
でも、真千子は目を伏せて、
「やめてよ…」と呟くばかりだ。
くああああっ、歯がゆい!
真千子じゃなくて、俺自身が。
遊びのつもりだったのに、いつの間にか本気になってしまった。