まちこのerotica
まもなく、私の両方の乳首が無邪気に
『ハロー!』してしまった。
「きゃ、いやん!」
隠したいけど自由を奪われた今、自分ではどうすることも出来ない。
散々、弄くり回されている部分なのに、こうも無防備にさらけ出してしまうと、なんだかすごく恥ずかしい。
「やだあ、もう〜エッチ!直してよ〜!」
顔を真っ赤にして懇願しても、高波さんは、床に胡座をかいてまぶしげに私の姿を見上げるだけだ。
まるで名画を眺めるように。
貼り付けにされ、おっぱいポロリなのに、なぜか私は神々しい聖母マドンナになったかのような感覚に囚われる。
そして、その気高き私を崇拝するかのように縋りつくのは、下僕の高波さん。
なんか…快感になってきたかも…
そう感じた時。
ピンポーン…
玄関チャイムが鳴った。
「なんだ?」
眉を寄せ、訝る高波さん。
あ、その顔、シブい!好き。
とか私は思う。
チャイムがもう1度鳴り、さらにドアを叩く音もしてきた。
「ちょっと見てくるよ」
高波さんは立ち上がり、黒のガウンをひらりと羽織った。
あ、ガウン、超似合う…カッコいい…
なんとか警察の刑事役の人みたい…
とか私は思う。
すぐ戻る、という言葉を残して、高波さんが部屋を出ていった数分後。