私はあなたたちのなに?
ー裏庭ー


「ヒック…わたし…ヒック…さい…しょから…あいてに…ヒック…されて…なかったのかな...ヒック...」


「…ゆら…そんなことないよ。ゆらは悪くないよ。」



「…み…ぉ…ハァ…ハァ…」


苦しい…


「夢桜!?どうしたの!?」


「…ス…カー…ハァ…ト…の…ハァハァ…なっ…かハァハァ」


「スカートのなか!?おっけ!ガサ…薬?あ、はい夢桜大丈夫?」



「ゴクッ…ハァ……あのね…美央。私ね実は病気を持っているんだ…あと余命5ヶ月…手術をすればね…治るらしいけど…100%成功するってわけじゃないらしい…50%らしい…だからね…私ね手術しないであと、5ヶ月めいいっぱい遊ぶんだ…ヒック…黙っててごめんね」



「夢桜…めん…ヒック」


「?」


「夢桜ごめんね…ヒック私の負けかな…私もう夢桜の親友でいられない…私じゃダメなの…」


「…パシッ…なんでそんなこというの?美央は、私の親友じゃないの?美央は私のこと嫌いになったの?」


「そういうんじゃない!…だけど・・・ごめんね…夢桜。もう無理。親友やめていい?」

…美央っ…

「…美央がやめたいなら引き止めないっヒック」







そうして私は友達…親友 美央をなくした。

病気のことを言わなければ…なんで…
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