私の愛した未来


学校に着くと私はグラウンドに向かう。

「未来…??」

「ん?」

…。

「未来…どこいくの?」

「ん。お前の朝練を見てる。」

「は?!?」

「ほっとけ、他にやることねぇし。」

「だ、だったらこんな早くに来なきゃいいのに…」

「あ??」

「…。」

やば、


「あ、じゃ、じゃあ!私朝練だから!じゃね!」

私は未来から逃げるようにグラウンドに走る。

練習しながらふと、グラウンドのサイドを見ると
未来が何かをしているみたい…。


何もすることないって言ってたけど…やることあったんだ…。



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