私の愛した未来
次の日。
今日は未来は仕事で
久しぶりに1人での登校。
横に未来がいないのはやっぱり寂しい。
いつものように朝練に励むけど、未来が見てくれる時よりイマイチいいタイムがでない。
日に日に私の中で未来の存在が大きくなってることに気づく。
「はぁ……。」
部活終わりでクラスに向かう途中、思わずため息が出てしまう。
「なーに、そんなに大きなため息ついてんのー?」
「里奈…」
「おはよー、何かあったな??さては!」
「…」
やっぱり里奈には何でも分かってしまうのかな。
「実は…ね…」
私は昨日林くんに告白されたこと、それにまだちゃんと返事が出来てないことを言った。