爽やか王子と秘密の時間
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私はこの時図書室にいて見たいと思っていた本を探していた。
「うーん、届かないな」
見たい本があり、思いっきり手を伸ばすが156㎝の私には届かない位置にあった。
どうしようかな…と考えていると、
「これ?」
急に私の後ろから手を伸ばしてその人は本を取ってくれた。
「あ、ありがとうございます…」
と見上げると
「……っ!」
凄く顔の整っている人だった。
完全に一目惚れだった。
それがコウちゃんとの出会いだったね。