37.2℃の微熱の恋
菜奈はギリギリ間に合った。
「菜奈遅いから休みかと思ったじゃん」

「ごめん、寝坊して龍ちゃんに送ってもらった」

「菜奈のお兄ちゃんはほんと優しくて羨ましいわ、
ちなの兄貴なんてそんなの絶対してくんない」

「龍ちゃんは優しいよ」

「菜奈は兄貴大好きだな」

「うん」
そんな話をしながら教室にいったらもう裕太と将生が席を取っといてくれていた
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