37.2℃の微熱の恋
ちょうど授業が終わったとき
プルルル
裕太の携帯に電話が入った
「もしもし」

「あっ、裕太くん?
菜奈はどんな感じ?」

「少し身体が熱く咳もしてます」

「まじか。
とりあえず、今空きだから菜奈の大学に向かってるからちょっと待ってて」

「はい、場所は図書館にいますね」

「りょーかい」
< 6 / 7 >

この作品をシェア

pagetop