蒼空と煌王と龍月
舞「いい加減にして、凪姉
いつもそう、そうやってすぐ自分のせい
にする。
"あれ”は、凪姉のせいじゃない、”あいつ"が
悪い。
お願いだから、自分の精神を追い込まない
で。
七瀬家と結城家は、もう凪姉を責めな
いから。
だから・・・だから、またみたいな関係に
戻ろう?
もう皆がギクシャクした関係のままでは、
居たくないの。
そして、自分の命だけは、大切にして。
いつも、大怪我したって自分より、他の子
達を心配する。
それにもう”あの事"は、忘れてとは、言わな
い。
だけどこれだけは、覚えといて!
凪姉は、一人じゃない、仲間が居る。
”あの事"は、凪姉のせいじゃない、"あの
人”は凪姉の事を守れて嬉しいはずだよ。
少なくても、私はそう思うよ」
凪紗「ありがとう!舞
色々と迷惑かけてごめん
話めちゃくちゃかわるけど、
私、帰るわー」
千尋「それじゃ、送って行くよ!
なーちゃん」
凪紗「そう?じゃ黒豹学園まで!!」
千尋「えーーーーー!
なーちゃん、黒豹通ってるの?」
凪紗「そうそうー!」
千尋「大変だね」
凪紗「もうねー!
最悪だよー!
あ、そう言えば、私、男装してるから
着替えてくるー!」
10分後