その笑顔反則につき。




こんなに買うものあったんだ。
意外に重い。





「……お礼は涼香ちゃんのメアド教えて?」
 




そう言われたのはたかが三十分前の出来事で。

そんな簡単なお礼は無いと思ったけど、これがいいな?なんて言われたら今の私は断れない訳で。


私の髪に光るこの星の髪飾りとこのメアドが今日の出来事を真実だと物語っている。



それにしても、スーパー袋の持ち手って結構食い込んでいたい。



か弱い娘になんて重いもの持たせるんだ!!





♬*゚♩♩♩゚*。 ♪♪




あ、メールかな?
私は荷物を一回下に置きメールを確認した。



「ん!」




ぼってなった!



顔絶対真っ赤だ!!




世緒は寝てる姿まで様になるのか!!!
レアな写真がおくられてきたぞ!!




まず、保存して。
荷物を持ち。




私は家までダッシュした。







もちろん母親からはあんたそんなに荷物あるのに走るなんて馬鹿ねって言われたし。



ごまかし成功。



今日はなんか疲れた。







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