きみがいることが理由になる。
5.帰り道
「送ってくよ!」
「いいよ!いいよ!
私、一人で帰れるから!」
「だめだよー。女の子一人では帰らせれない!送るから行こっ☆」
私の返事も聞かず、先に歩き出した。
そして、すぐに振り向きーーー
「はやくっ!笑」
「あっうん!」
私は、そのあとを着いていく。
駅までの道のりは、あっという間だったけど二人で初めて歩いたことが嬉しかった。