初春にて。
「ユズが先」
そう言うと彼が覆いかぶさってきて。
「えっ!?」
途端に、舌で、唇で、指で、眼で。
「あ……」
私の全てをいつものように愛で始めるから、私の躰もすぐに解けていく。
「ぃやぁ」
「いや? そんなら止めよっか?」
「いやだぁ、止めないっ」
くつくつと喉の奥で笑う彼を見上げつつ、今こうして居られる事を嬉しく思う。
「なに、ぼぅっとしとん?」
「ひやぁっ」
彼の指が、私の中に押し入ってきた。
「あれ。やっぱ少し足らんな。……な、もっと甘やかしても、ええ?」
「へ?」
すかさず私の弱い所を指先で引っ掻くように擦るから、私はたまらず、また声を上げてしまう。
「ここ、ユズ、好きなとこ、ちゃう?」
「はぁ、……ん」
私の返事を聞くまでもなく彼の指が執拗に私の中をかき回すから、私はいとも簡単に押し上げられる。
「……も、だめぇ」
がくり、と躰が勝手にベッドに倒れ込む。もう、終わり? と笑う彼を睨みつけようと思うけど、それすらも出来ないほど、全身が蕩けている。
そう言うと彼が覆いかぶさってきて。
「えっ!?」
途端に、舌で、唇で、指で、眼で。
「あ……」
私の全てをいつものように愛で始めるから、私の躰もすぐに解けていく。
「ぃやぁ」
「いや? そんなら止めよっか?」
「いやだぁ、止めないっ」
くつくつと喉の奥で笑う彼を見上げつつ、今こうして居られる事を嬉しく思う。
「なに、ぼぅっとしとん?」
「ひやぁっ」
彼の指が、私の中に押し入ってきた。
「あれ。やっぱ少し足らんな。……な、もっと甘やかしても、ええ?」
「へ?」
すかさず私の弱い所を指先で引っ掻くように擦るから、私はたまらず、また声を上げてしまう。
「ここ、ユズ、好きなとこ、ちゃう?」
「はぁ、……ん」
私の返事を聞くまでもなく彼の指が執拗に私の中をかき回すから、私はいとも簡単に押し上げられる。
「……も、だめぇ」
がくり、と躰が勝手にベッドに倒れ込む。もう、終わり? と笑う彼を睨みつけようと思うけど、それすらも出来ないほど、全身が蕩けている。