薔薇の夢をあなたに
目が覚めると、私はお風呂にいた。
肩にあたたかいお湯がかかってとても気持ちいい…
「って、ええ??」
私びっくりして振り返るとそこには小さな小さなおばさんがいた。
「あら、ジュリエット様お目覚めですか?」
小さなおばさんは目をぱちくりさせる。
「あ、あなたは??」
「私ですか?ジュリエットさまのお世話を仰せつかっております者です。気軽にエリーとおよびくださいな!」
「こ、小人さんです…か??」
「えぇ!小さくても人間さんより力持ちなんですよ、さぁさぁ、お目覚めならささっとお風呂済ませてしまいましょうね!」
頭にびっくりするくらいのシャンプーがかけられ、じゃぶじゃぶ洗われる。
「あ!!ありがとっ…もごっ」
「ほら、おしゃべりは後よ!泡が口にはいってしまうわ!!ほほ!!」
あっという間に私はエリーにかつがれ、お風呂場を後にした…
何がどうなってるの????
「エリーが私のお世話をしてくれてるの?」
「はい!お人形さんみたいにきれいな女の子のお世話ができるなんて、本当楽しいわ!」
椅子に座らせた私はエリーの早業を見るしかすることがなかった。
あっという間にワンピースに着せ替えられ、髪を乾かされる。
「さぁ!完成よ!次はご飯ね!!」
再び担がれると、私は可愛らしい木製の車いすにおろされる。
「これは?」
「レイ様がジュリエットの様のためにと!」
エリーは小さな体を動かして私の車いすをを押す。
「はい、ジュリエット様。温かいお食事ですよ!!」
広間に着いた途端、食事がでてきた。
ステーキにサラダにスープにケーキにサンドイッチ。
私の大好物のイチゴのババロアも!
「はい!どんどん食べてくださいね!しっかり食べて元気にならなきゃよ!!」
エリーは私の隣にあった椅子に立って私を覗き込む。
エリーが椅子の上で背伸びをしてくれるとようやく視線が同じになる。
「ふふ…ありがとう!いただきます!」
バタバタだけど、とっても世話焼きで可愛らしい彼女のことが一瞬で好きになってしまった。
「エリー?レイはどこ?私、彼に何もお礼が言えてないの…」
カップにお茶を注ぐエリーに話しかけてみる。
「あら、それは大変!!今すぐお呼びしてくるわ!!!!」
私はあわてて飛び出そうとするエリーをあわてて引き留めた。
首のあたりを掴んだせいで、エリーはとても残念な恰好で私の手にぶらさがる。
「ぐぇ、離してぇ…」
「あら、ごめんなさい!でも、エリー、私がレイに会いに行きたいから居場所を教えてほしいの。」
「あら!そうでしたの!今のお時間でしたら、お庭の方で作業されてると思いますわ!」
「そうなのね!ありがとう!!」
私はエリーの用意してくれたものを食べられるだけ食べて、外に出た。
肩にあたたかいお湯がかかってとても気持ちいい…
「って、ええ??」
私びっくりして振り返るとそこには小さな小さなおばさんがいた。
「あら、ジュリエット様お目覚めですか?」
小さなおばさんは目をぱちくりさせる。
「あ、あなたは??」
「私ですか?ジュリエットさまのお世話を仰せつかっております者です。気軽にエリーとおよびくださいな!」
「こ、小人さんです…か??」
「えぇ!小さくても人間さんより力持ちなんですよ、さぁさぁ、お目覚めならささっとお風呂済ませてしまいましょうね!」
頭にびっくりするくらいのシャンプーがかけられ、じゃぶじゃぶ洗われる。
「あ!!ありがとっ…もごっ」
「ほら、おしゃべりは後よ!泡が口にはいってしまうわ!!ほほ!!」
あっという間に私はエリーにかつがれ、お風呂場を後にした…
何がどうなってるの????
「エリーが私のお世話をしてくれてるの?」
「はい!お人形さんみたいにきれいな女の子のお世話ができるなんて、本当楽しいわ!」
椅子に座らせた私はエリーの早業を見るしかすることがなかった。
あっという間にワンピースに着せ替えられ、髪を乾かされる。
「さぁ!完成よ!次はご飯ね!!」
再び担がれると、私は可愛らしい木製の車いすにおろされる。
「これは?」
「レイ様がジュリエットの様のためにと!」
エリーは小さな体を動かして私の車いすをを押す。
「はい、ジュリエット様。温かいお食事ですよ!!」
広間に着いた途端、食事がでてきた。
ステーキにサラダにスープにケーキにサンドイッチ。
私の大好物のイチゴのババロアも!
「はい!どんどん食べてくださいね!しっかり食べて元気にならなきゃよ!!」
エリーは私の隣にあった椅子に立って私を覗き込む。
エリーが椅子の上で背伸びをしてくれるとようやく視線が同じになる。
「ふふ…ありがとう!いただきます!」
バタバタだけど、とっても世話焼きで可愛らしい彼女のことが一瞬で好きになってしまった。
「エリー?レイはどこ?私、彼に何もお礼が言えてないの…」
カップにお茶を注ぐエリーに話しかけてみる。
「あら、それは大変!!今すぐお呼びしてくるわ!!!!」
私はあわてて飛び出そうとするエリーをあわてて引き留めた。
首のあたりを掴んだせいで、エリーはとても残念な恰好で私の手にぶらさがる。
「ぐぇ、離してぇ…」
「あら、ごめんなさい!でも、エリー、私がレイに会いに行きたいから居場所を教えてほしいの。」
「あら!そうでしたの!今のお時間でしたら、お庭の方で作業されてると思いますわ!」
「そうなのね!ありがとう!!」
私はエリーの用意してくれたものを食べられるだけ食べて、外に出た。