月明かりと薄桜 -誠の絆-


「僕は君のことを認めてなんかない。信頼もしてない。」



分かっているのに

分かってたはずなのに

彼の言葉ひとつひとつが胸に突き刺さる


沖田さんの言葉によって

全てが現実に突き返されてる気がした




「君は新選組の隊士でもない。仲間でもない。」



「君はただの"部外者"だ」



私を睨みつけるその目は

私のことを敵だと訴えていた



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