月明かりと薄桜 -誠の絆-


私は彼の前に立った

そして私は

抜いてはいけないと言われた刀を抜いた


すると相手もやる気になったようだ

男も腰にある刀を抜いた



「…ほう?女のくせに俺にはむかうのか?」


"女のくせに"

何よそれ



私の中のスイッチがパチっと入った

そう、沖田さんとのあの夜みたいに




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