不器用ちゃんと不器用くん。




「うん。だめかな?委員会で会えなくなっちゃったしさ。」



「だっ、だめじゃないです!」



「よかった!じゃあ俺の言うね?」






そうして、なぜだか見事に、中津先輩と連絡先を交換できてしまった。






「ありがとう。あ、ご飯邪魔してごめんね。じゃあ、連絡するから!」




そう言って、中津先輩は風のように去っていった。





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