生徒会長と甘い恋





ギィイィィ


錆びた、

屋上の扉を

開けた。


すると、

成美が

泣きながら

こちらを

見ている。


「っ――…!!!!」


俺の顔を

見るなり

また

泣き出した成美。


「成美…っ」


俺は、成美を

キツく

抱きしめた――…。


「ゆうーっ

ごめんっなさぁい…!!」


「いいから…

こっち向いて?」


成美は

泣いたまま

下を向いていて

よく顔が見えない。








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