【完】絆-嘘から始まる友情-
『ありがとー!!明音も受かってるといいね。』
あおいが笑顔で言う。
キーンコーンカーンコーン
チャイムがなったので、クラスへ戻る。
教室に入ると、教室にいた皆があたしたちを見る。
うっ...視線が痛い。
でも、ラッキーなことにまだ先生は来ていなかった。
次の教科は国語だ。
急いで席につき、国語の教科書を開く。
すると、優樹菜、美玲、そして白雪さんが
あたしのもとに来る。
『サボるんならさー、あたしも呼んでよー!!』
美玲が言う。
『サボりなんて、驚いたんですけどー!!』
優樹菜がブーブー文句を言う。
『ごめん~!サボり、するつもりなかったんだけどね..。』
あたしが言うと、ちょうど国語担当・松谷先生が入ってきた。
『じゃあね。』
あたしたち4人は言った。
その後も退屈な授業を受けた。