【完】絆-嘘から始まる友情-

『本当に、大丈夫なのかな.....?』


細川病院から出てきて、あたしたちは歩きながら話す。


『美咲と...仲直りしてないし....』


あおいの歩く速さが遅くなる。



辺りはもう真っ暗で、スマホの時間は18時30分ちょうどを
示していた。


『また明日、お見舞い行けたら行こう?』


優樹菜が言うと、皆は頷く。




『また明日。』



その言葉であたしたちは別れた。


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