喫茶の謎解き意地悪紳士

「面白いことが分かった」

「面白いこと?」

「ほらよ。」

阿部が胸ポケットから取り出したのは、透明のビニールに入った1枚の紙。

それを受けとると、叶亜は紙に書かれている言葉をみた。

「……どうだ?」

読んでいる叶亜の言葉を待ちきれずに、阿部が聞く。
< 102 / 255 >

この作品をシェア

pagetop