喫茶の謎解き意地悪紳士

「さあ。頂きましょうか」

友美の一声でコック達が料理を運んでくる。

目の前に置かれた料理は、油ののったステーキやサラダ、スープなどの豪華な料理だった。

「美味しそう……。腕あげましたね。草木シェフ」

詩音は料理を運ぶ30代半の男性をみた。

優しそうな笑顔を浮かべ、頭を下げるコック。
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