誰が好きなの?

私の思い過ごしか。


メールの履歴を確認すれば、一目瞭然なんだけど。

その行為が無駄なような気がする。



いいや、帰ろう。


といつも通りに帰っていると・・・。



「先に帰るなよ。

朝のメール無視する気か?」


・・・

何、今私の身に何が起きたの?


それは一瞬だった。


不可抗力で掛けていた鞄を落とし、秦野くんに壁に押さえつけられて、迫られる。


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