秘密*恋
聖は私を膝の上に顔が見れるように乗せると‥

「ばぁか」

ぴんっと私のおでこを弾いた。

「へ‥?」

「無理すんな。震えてる…」

ぎゅうっと私を抱きしめた聖。

震えてたなんて、気づかなかった…

「今はこうしてるだけで…いい」

「せ‥い」

私も聖をぎゅうっと抱きしめる。

「聖…大好きだよ」

「俺も‥」
< 153 / 212 >

この作品をシェア

pagetop