ふぁびりてぃーout
恋の始まり
俺は昔、あまり話す方ではなかった。
唯一の友達は幼馴染みの優輝と俺の初恋の相手『麗』(れい)だった
人見知りで小学校の時の友達はほとんど居ない。本当の友達というのは優輝ぐらいで、別に欲しいとも思ってなかった
麗のことを知ったのは中学生になってからだった。皆からの人気者で友達も多かったと思う…
小学6年の冬、平和に6年生を終えられる…はずだった。下駄箱にあるはずの靴がなかった
後から優輝に聞いた話だと、中学1年の時俺は女子から人気があり男子から反感をかっていたらしい。
靴を探していると男子の笑い声がした…
あぁ…こいつらか
すぐにわかった、そいつらが靴を持っているんだなとも同時に思った。すると近くから女の子の声がして俺の目の前に靴が戻ってきた…
なんで という前に 誰が と思った
その女の子というのが麗だった
それからは俺、優輝そして…麗の3人で居るようになった。毎日が本当に楽しくて今も思い出してみると3人で笑っている所しか思い浮かばない。そのぐらい楽しく幸せな日々だった
____あの日までは_________
その日も3人で遊んでいた、俺たちはほとんどが自転車移動、そのことを嫌だと思ったことはなかったしその時間も楽しかった。なのにこの日だけは、歩きで遊び回っていた
完璧に俺の不注意
信号無視の車と前を見ていなかった俺はぶつかった
そう思っていた
車と思ったのは人の手で目の前には1人の女の子
優輝の泣き叫ぶ声。
車のブレーキの音。
自分の心臓の音。
人が駆け寄って来るのも救急車やパトカーが来るのもちゃんとは覚えていない
ただ確実に覚えているのは…
『ずっと好きだったよ…幸輝』
なんでこの世のクズが死なないであいつが死ぬんだ。
なんで死んだのは俺じゃないんだ。
なぁ…麗…聞こえてる?…俺も好きだったよ…
唯一の友達は幼馴染みの優輝と俺の初恋の相手『麗』(れい)だった
人見知りで小学校の時の友達はほとんど居ない。本当の友達というのは優輝ぐらいで、別に欲しいとも思ってなかった
麗のことを知ったのは中学生になってからだった。皆からの人気者で友達も多かったと思う…
小学6年の冬、平和に6年生を終えられる…はずだった。下駄箱にあるはずの靴がなかった
後から優輝に聞いた話だと、中学1年の時俺は女子から人気があり男子から反感をかっていたらしい。
靴を探していると男子の笑い声がした…
あぁ…こいつらか
すぐにわかった、そいつらが靴を持っているんだなとも同時に思った。すると近くから女の子の声がして俺の目の前に靴が戻ってきた…
なんで という前に 誰が と思った
その女の子というのが麗だった
それからは俺、優輝そして…麗の3人で居るようになった。毎日が本当に楽しくて今も思い出してみると3人で笑っている所しか思い浮かばない。そのぐらい楽しく幸せな日々だった
____あの日までは_________
その日も3人で遊んでいた、俺たちはほとんどが自転車移動、そのことを嫌だと思ったことはなかったしその時間も楽しかった。なのにこの日だけは、歩きで遊び回っていた
完璧に俺の不注意
信号無視の車と前を見ていなかった俺はぶつかった
そう思っていた
車と思ったのは人の手で目の前には1人の女の子
優輝の泣き叫ぶ声。
車のブレーキの音。
自分の心臓の音。
人が駆け寄って来るのも救急車やパトカーが来るのもちゃんとは覚えていない
ただ確実に覚えているのは…
『ずっと好きだったよ…幸輝』
なんでこの世のクズが死なないであいつが死ぬんだ。
なんで死んだのは俺じゃないんだ。
なぁ…麗…聞こえてる?…俺も好きだったよ…