不幸を食べるキミ


すると、

彼女は優しく微笑んでくれた。



ちゅっ



突然舞い降りてくる彼女のキス。

その時、僕の中にいた魔が

スーッと抜けていった様な感じがした。



白雪「うぅ…」



彼女の体内にも魔が入り込んできたのか

顔を歪めている。



『白雪?!』

白雪「…っへーきへーき!」



よかった…


白雪「全部分け合おって言ったでしょ?」

『うん…ありがとう、白雪』

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