勿忘草
リナリア
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何となく…

何となくだけどキミが誰か他の人と喋ってるのが嫌だった、キミが誰かに笑顔を見せるのが嫌だった。

俺に見せてくれる笑顔やキミが喋っている時の可愛い仕草を誰かに見せたくなかった。

こんな思いしちゃいけないのに、
俺はキミにとって、ただの仲がいい男友達なはずなのに。
どうしてもモヤモヤして、考えられずにはいられなかった。

俺はキミに恋をしていることに気付いていたから。

意識しなくてもずっとキミのことを考えちゃって、キミが俺と話していて少しでも楽しそうにしてくれたり笑ってくれたりしたら本当に嬉しくて、嬉しくて堪らなかった。

きっとキミは俺の気持ちに気付いていなくて、早く気付いてほしいって思うけど言えなくて…

こんな嫉妬深くてどうしようもない俺からの思い。


【リナリア】

花言葉 「この恋に気付いて。」
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