regret medicine〜魔界からの訪問者〜



私は、驚愕して、悔しい表情を浮かべた彼女をこの店から消した。
これでもう彼女のもう一つの人格は消えた。否、死んだと言った方が正しいだろう。
恋人を殺し、自分も死を選択した。
なんてつまらない。

なのに、何故か胸が疼くような感覚がひた。



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