regret medicine〜魔界からの訪問者〜



「まあでも、これからまだまだ日は長いしー、ミーは退屈だしー、オバサンも暇だしー、ゆーっくり絡んで行こーねー。」

その言葉を残し、彼女は指を鳴らし、消えて行った。



残った匂いは、とても懐かしい匂いだった。
薔薇の花だろうか、ラベンダーの花だろうか。


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