世界で1番愛する君へ~君に届けるラブソング~



「卒業生入場」


そうアナウンスが入り扉が開いて出席番号順に並んだ列が進み出す

誰も何も喋らない

ただ無言で耳につくのは保護者と在校生の拍手の音

私も去年は在校生だったのにな

なんて少し去年のことを思い出す

カナウじゃないカナウ君というちょっと違った存在の人がいて

ただひかれたの

そして歌を作りはじめて

歌が出来た

そして曲作りも昨日作った曲で最後

だって、もう会えない

君がどこの学校に行くのかなんて知らないから

教えてくれないんだもん


教えてくれればよかったのに

同じ学校ならばまだ、好きでいられる・・・

はずだったのに

だって、あえない君にいつまでも恋をしていられる自信がない

また、忘れてしまうのかな

なんて考えちゃう

だから…


だから明日には君のこと忘れてあげる


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